安否確認システム比較6選!導入成功のための選び方ガイド

更新日:2024/12/26

災害リスクの高まりにより、企業が従業員の安全を守るための安否確認システムの導入は欠かせないものとなりました。
しかし、安否確認システムは種類が多く、料金・機能・使いやすさ・通知方法 も大きく異なるため、「どの安否確認システムを選べばいいのか分からない」という声は少なくありません。

本記事では、主要な安否確認システム6社を機能・特徴・料金を含めて徹底比較し、自社に最適なサービスを選ぶためのおすすめポイントや選び方もわかりやすく解説します。

特に、Slackを業務の中心ツールとして活用している企業から評価が高い「anppii(アンピー)」 については、他社との違いや導入メリットも詳しく紹介。

この記事を読むことで、「どの安否確認システムが最適か」「導入で失敗しないためには何を比較すべきか」 が明確になります。
2025年版の最新情報をもとに、あなたの企業に最適な安否確認システムを選ぶための参考にしてください。

安否確認システムとは?必要性と導入メリットをわかりやすく解説

地震・豪雨・土砂災害・台風など、日本では年間を通してさまざまな災害が発生します。
そのたびに企業が直面する共通の課題が、「従業員の安否がすぐに把握できない」という点です。

従来の電話連絡網やメール連絡だけでは、情報が錯綜したり、連絡がつかない状態が続いたりすることも珍しくありません。
そこで重要な役割を果たすのが「安否確認システム」です。

安否確認システムとは?

安否確認システムとは、災害発生時に従業員へ一斉に安否確認を行い、安否状況を簡単に把握するための専用サービスです。

・災害通知
・回答の自動集計
・未回答者へのリマインド
・緊急連絡の共有
・災害情報の自動取得(気象庁など)

といった機能を備えており、手動では不可能なスピードで安否状況を整理できます。

企業で安否確認が必要とされる理由

① 企業の「安全配慮義務」が強化されている
企業には従業員を危険から守る 安全配慮義務 が課せられており、災害時の迅速な安否確認は「企業責任」の一部です。

② 事業継続(BCP)に直結する
災害時に「誰が出勤できるか?」「誰が被災しているのか?」が把握できないと、復旧作業や業務継続の判断が遅れます。
・安否確認が遅い=復旧判断が遅い
→ 結果的に 顧客対応の遅れや損失 につながることも。

③ 従業員・家族の安心感に直結
迅速な安否確認ができる企業は、従業員の心理的安全性が高く、「守られている」という安心感を提供できます。

安否確認システムを導入する4つのメリット

① 災害発生時に素早く安否状況を把握できる

手動での確認は膨大な時間がかかりますが、安否確認システムなら 数分で全社員に通知し、メンバーの安否確認ができます。
特に Slackなどのチャットツールと連携できるサービスは回答率が高く、緊急時に強い力を発揮します。

② 管理者の負担を大幅に軽減できる

災害時に管理者が電話やメールで確認するのは現実的ではありません。

・一斉通知
・回答集計
・未回答者の自動リマインド

すべて自動化できるため、管理者の負担は劇的に減ります。
※アンピーはここがとても強く、管理者の手間をほぼゼロにします。

③ 情報の抜け漏れ・伝達遅れが起きない

手動の連絡網だと、

・連絡がつかない人がいる
・情報が二重化する
・一部の人に情報が届かない
・更新されていない連絡先が混ざる

といった問題が発生しがちです。
安否確認システムなら、災害時でも全員に確実に通知 → 回答状況をリアルタイムで把握できるため安心です。

④ 平常時から訓練やテストが簡単に実施できる

災害対策は「普段の訓練」がとても大切です。
多くの安否確認システムには

・訓練モード
・マニュアル配信
・回答率記録
・整備すべきポイントの把握

などの機能があり、事前準備をしっかり行えます。
アンピーはワンクリックで訓練を簡単に開始でき、普段使いにも向いています。

安否確認システムの選び方|後悔しないための10のチェックポイント

安否確認システムを導入する際、最も多い失敗は「機能だけで選んでしまうこと」 です。
いくら高機能でも、
「使いづらい」「運用に手間がかかる」「従業員が回答してくれない」「料金が高い」
といった問題があれば意味がありません。

ここでは、導入前に必ず押さえておきたい
後悔しない選び方の10ポイント を紹介します。

① 導入のしやすさ(設定がシンプルか?)

災害対策ツールは「すぐ使えること」が最重要です。
設定が複雑だと、結局運用されなくなるケースも少なくありません。

✓ 初期設定は誰でもできる?
✓ 外部システム連携は簡単?

特に Slack をすでに導入している企業なら、
アンピーは最短5分で導入できる ため、現場の負担がほぼゼロです。

② 無料トライアルの有無

実際に使ってみないと、操作性や通知の届き方、社員の反応は分かりません。
無料トライアルがあるサービスは必須級!

アンピーは 1ヶ月無料 で試せるため、
社内での“お試し導入”がしやすい点も大きな魅力です。

② 無料トライアルの有無

実際に使ってみないと、操作性や通知の届き方、社員の反応は分かりません。
無料トライアルがあるサービスは必須級!

アンピーは 1ヶ月無料 で試せるため、
社内での“お試し導入”がしやすい点も大きな魅力です。

③ 運用コスト(料金の透明性)

料金体系はサービスごとに大きく異なります。

✓ 「従業員数課金」or「定額制」
✓ 初期費用の有無
✓ 最低契約人数の設定
✓ オプション料金

特に人数無制限で利用できる“定額制”はコスパが良く、
アンピー(月額3,300円)は非常に導入しやすい価格帯です。

④ 導入・運用時のサポート体制

災害対策ツールは「使えなくなったら終わり」です。
トラブル時にしっかり対応してくれるかは極めて重要。

✓ 問い合わせのレスポンス
✓ FAQ・使い方のわかりやすさ

サポートが薄いサービスは、いざという時に困ります。

⑤ 直感的な操作性(誰でも使えるか)

安否確認は全社員が使います。
デジタルに強い人も、そうでない人もいます。
UIが直感的であるほど回答率は上がります。

Slackなど “普段使いのツールに届く通知” は回答率が非常に高く、
アンピーが多くの企業で評価される理由のひとつです。

⑥ 管理者側の操作が少ないか

緊急時、管理者の負担が増えるシステムはNGです。

✓ 未回答者の自動リマインド
✓ 回答状況の自動集計
✓ 災害情報の自動取得

これらが整っていると運用は格段にラクになります。
アンピーは管理者の工数を最小化できる設計です。

⑦ 対応可能な災害の幅(地震・豪雨・津波など)

システムによって対応できる災害の種類が違います。
気象庁のデータを自動取得できるサービス は信頼性が高く、
「地震」「大雨特別警報」「津波」「洪水」
など幅広くカバーできるかを確認しましょう。

アンピーは気象庁の災害データをSlackに自動配信できます。

⑧ 通知のリアルタイム性

通知が遅れる → 安否確認が遅れる → 初動が遅れる
この連鎖はとても危険です。

Slack通知は特にリアルタイム性が高く、社内での反応速度が段違いです。

⑨ リマインド機能の有無

安否確認で起きがちな問題は “未回答者が多いこと”。
人は緊急時ほど通知を見落とします。
そのため、自動リマインド機能は必須級。

アンピーのリマインドはSlack内で自然に届くため、回答漏れが激減します。

⑩ 災害訓練への活用度

「本番で確実に使える」ためには、訓練が欠かせません。
訓練のしやすさはシステムによって大きく違います。

✓ 訓練モードの有無
✓ 配信内容のカスタマイズ
✓ 訓練記録の管理

アンピーは Slack からワンクリックで訓練を実施できるため、
日常的なBCP強化にも向いています。

1. anppii(アンピー)

▲出典:anppii(アンピー)

ポイント

・Slack導入済みの場合、5分で設定完了
・月額3,300円~(1ヶ月の無料トライアルあり)
・人数制限なしで全社員が利用可能
・管理者の負担を大幅軽減
・Slackと連携して安否確認
・リアルタイムで災害状況を共有
・リマインド機能で確認漏れを防止
・幅広い災害に対応
・訓練にも活用できる

「アンピー」は、Slack上で全社員の安否確認ができるシンプルなサービスです。
初期費用なし・月額3,300円から利用でき、人数制限もありません。
直感的な操作で、リマインド機能や手動訓練など、必要な機能だけを搭載。
普段使い慣れたSlackで、気象庁の災害情報も自動受信でき、緊急時の冷静な対応を支援します。

2. 安否確認サービス2(トヨクモ)

▲出典:安否確認サービス2 公式サイト

ポイント

・月額6,800円~
・安否確認・情報集計・対策指示の3機能
・誰もが直感的に使えるシンプルな操作性
・災害時のアクセス集中を想定した、契約企業全体を対象とする一斉訓練
・外部システムとの連携で、平常時のメンテナンス負担を軽減

トヨクモの「安否確認サービス2」は、災害時の確実な稼働を重視した安否確認システムです。
初期費用ゼロ、月額6,800円~で導入でき、メール一斉配信だけでなく、安否確認・情報集計・指示伝達まで対応。
定期的な全社一斉訓練で災害時のアクセス集中にも耐えられる信頼性を検証し、他社との比較レポートも入手可能です。
SmartHRやfreee人事労務、cybozu.com、Google Workspace、Microsoft Entra IDと連携し、メンテナンス負担を軽減。
英語対応のため海外拠点や外国人スタッフがいる企業にも適しています。

3. 安否確認システムANPIC

▲出典:アンピック 公式サイト

ポイント

・月額5,130円~
・中小企業から大企業、大学まで幅広い業界で豊富な導入実績!
・直感的なデザインで、誰でも簡単に操作可能!
・説明会の実施、ユーザー登録代行、充実した資料提供など、担当者を徹底サポートする無料サービスも充実!

アバンセシステムが提供する「ANPIC」は、日本国内で予測される大規模災害に備え、米国にサーバーを設置した安否確認システムです。
月額5,130円から導入可能で、オプションとして利用手順や家族への連絡方法をまとめた携帯用カードも作成でき、社内外での認知向上に役立ちます。
システム稼働後は、必要な社員情報の登録を無料で代行し、自社で登録する際にも電話などによるサポートが受けられます。
さらに、追加費用なしでLINEと連携が可能なため、普段お使いのLINEから安否確認メッセージを受信・回答でき、回答率の向上が期待できます。

4. 災害安否確認システム安否コール

▲出典:安否コール 公式サイト

ポイント

・月額15,000円~
・ID・パスワード不要で、メールアドレスなしでも携帯電話番号だけで登録できる
・柔軟な情報共有や指示伝達、GPSによる位置情報の共有、家族の安否確認が可能
・金融機関が採用するセキュリティ対策基準を満たしたクラウドシステムで管理

株式会社アドテクニカが提供する「安否コール」は、クラウド型安否確認システムです。
災害時でも直感的な操作が可能で、IDやパスワード、メールアドレス不要で携帯電話番号のみで登録でき、管理負担を軽減します。
データは海外と国内3拠点で安全に保管され、金融機関レベルのセキュリティ基準に準拠しています。
東日本大震災時にも稼働実績があり、メール自動配信・再配信、回答集計、掲示板を使った柔軟な情報共有・指示伝達、GPSによる位置情報共有、家族の安否確認まで可能です。
普段からアンケート機能を使って慣れることもでき、50名規模から利用可能で、100名プランは月額15,000円から利用できます。

5. エマージェンシーコール

▲出典:エマージェンシーコール 公式サイト

ポイント

・月額40,000円~
・1人の社員につき最大10件の連絡先登録が可能
・従業員家族向けの専用伝言サービスで、家族とも円滑な連絡が実現
・細かいエリア設定により、不要な通知を最小限に抑制
・24時間365日、システムが自動で安否確認を実施し、連絡が取れるまで繰り返し通知
・大手企業や官公庁をはじめ、幅広い業種で4,900社以上の導入実績!

インフォコム株式会社が提供する「エマージェンシーコール」は、ASP型の安否確認システムです。
国内2拠点のサーバで運用され、東日本大震災時にも稼働した実績があります。最大10種類の連絡先を登録でき、繰り返し通知による高い回答率を実現。
自動配信(オプション)や回答集計、家族への伝言録音も可能です。管理者数に制限はなく、気象庁の187区分に基づく細かなエリア設定で、不要な通知を最小化できます。
料金は100名まで月額40,000円で、トライアルは個別問い合わせとなります。

6. cross zero(クロスゼロ)

▲出典:cross zero(クロスゼロ) 公式サイト

ポイント

・年額66,000円~
・災害時だけでなく、日常生活でも役立つ
・掲示板・チャット・ファイル共有といった多彩なコミュニケーションツールも充実
・ハザードマップ作成や避難場所の登録、防災用品リスト化など、普段から防災意識を高めるための機能も充実

総合防災アプリ「クロスゼロ」は、災害への日常的な備えから、緊急時の安否確認、避難誘導、情報共有まで、「命を守る」ためのあらゆる行動を強力にサポートします。
自動配信・集計による安否確認機能に加え、掲示板・チャット・ファイル共有といった多彩なコミュニケーションツールも充実。
さらに、周辺地域のハザードマップ作成や避難場所の登録、防災用品リスト化など、普段から防災意識を高めるための機能が揃っています。
ご利用料金は年契約で、50名までのご利用なら年額66,000円からスタート。
人数が増えるほど、よりお得にご利用いただけます。


【さいごに】

安否確認システムは、災害時に従業員やその家族の状況を迅速に把握し、情報共有を行うための有効なツールです。
阪神・淡路大震災や東日本大震災を経て、その重要性が再認識され、多くの企業が導入を進めてきました。
さらに、有料の安否確認システムを導入する企業は年々増加傾向にあります。

災害対策として、ぜひ「アンピ-」の導入をご検討ください!
1ヶ月間の無料お試し期間をご用意しており、リスクなくサービスの魅力を実感いただけます。
Slack導入済みの場合、5分で設定完了できますので、ぜひこの機会にお試しください。

「導入は簡単にできるの?」や「導入したけれど、設定方法が分からない」といったご質問やご不明点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。