台風1号の到来

5月23日(木)の午前3時に、フィリピンの南東の海上で「熱帯低気圧」が発生しました。
この熱帯低気圧は、5月24日(金)に今年の台風1号になる見込みです。
来週の前半には沖縄に近づく恐れがあり、ついに今年も大雨の季節が始まりそうです。

台風とは?

熱帯の海上で発生する低気圧は「熱帯低気圧」と呼ばれますが、その中でも場所や風速によって呼び名が変わります。

台風:北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海にある熱帯低気圧で、最大風速が17m/s(風力8)以上のもの
ハリケーン:東経180度より東の北太平洋および北大西洋に位置する、最大風速が33m/s以上の熱帯低気圧
サイクロン:インド洋北部、インド洋南部、太平洋南部で発生する熱帯低気圧

このように、発生する場所や風速によって熱帯低気圧の呼び名が異なります。

台風が多い月は?

台風は主に7月から10月にかけて多く発生し、特に8月に最も多く発生します。

台風の一生

雲の塊が台風になるまでの過程を「発生期」と呼びます。
この期間、雲は海から水蒸気を吸収しながら成長していきます。
台風が生まれ、勢いを増していく時期は「発達期」と呼ばれます。
風が最も強くなると、台風は「最盛期」に入り、高い空を流れる風に乗って南の海から北へ進み始めます。
そして、台風の力が徐々に弱まり、消えていく期間を「衰退期」といいます。
最後に台風は「温帯低気圧」に変わり、やがて消えます。

過去の台風被害

2019年に関東地方を襲った台風15号と台風19号は、特に千葉県を中心に大きな被害をもたらしました。
これらの台風による大雨と暴風により、多くの地域で床上・床下浸水や家屋の損壊が発生し、多くの人が死傷しました。
また、電柱が倒れ、水道管が破損するなどして、長期間にわたる停電や断水が発生し、ライフラインに深刻な影響を及ぼしました。
特に台風15号の影響で発生した停電や断水は、約1ヶ月以上続きました。
9月8日に被害が発生してから、次の台風19号が10月12日に再び被害をもたらすまで、停電や断水の状況が続きました。

台風への備え

大雨や台風は、多くの被害をもたらします。
土砂災害や洪水、河川の氾濫などが発生し、人々の命を危険にさらすだけでなく、家屋の損壊や浸水などの被害も引き起こします。
都市部では、鉄道や飛行機などの交通機関がマヒし、ライフラインの断絶なども発生します。
すべての水害を防ぐことは難しいですが、事前に備えることで自分や大切な人の命を守ることができます。
防災意識を高め、災害に対応できる準備をしておくことが重要です。

さらに、安否確認サービスを活用することで、災害時に大切な人の安否を迅速に確認することができます。
これにより、安心感を得るとともに、必要な支援を迅速に提供することができます。

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