災害時の保冷とアルファ米について

災害時の冷蔵庫はどうなる?

停電が起こった場合でも、一般的に冷蔵庫内の保冷機能は2〜3時間は持続します。
冷蔵庫内の冷気が均等に行き渡るように、食材を詰め込みすぎずに7割程度にしておくのが良いでしょう。

また、停電時には保冷剤を冷蔵庫の一番上の段に置くことで、冷気が下に循環し、食材を保冷します。
食材や保冷剤を隙間なく配置することで、お互いが保冷し合い、冷蔵庫内の食材の保存期間を延ばすことができます。
ただし、扉の開け閉めは注意が必要です。
頻繁に扉を開け閉めすると冷蔵庫内の温度が上昇しやすくなるので、普段から中身を把握し、停電時に備えて使いやすい位置に必要な食材を配置しておきましょう。

災害時の食事はどうすればいいの?

食事は命をつなぐもの。
災害時には、できるだけ普段通りの食事を心がけることが重要です。
非常食やカセットコンロを用意しておくことで、停電時でも料理が可能です。洗い物が少なく、一度に複数の料理を調理できるポリ袋レシピも有用です。
保存食の中には、大量の水を必要とする麺類もありますが、フライパンだけを使用した調理法を利用することで、水や燃料を節約できます。
災害時にいつもと変わらない味があることで、災害もストレスをやわらげ、体と心を強く保ち乗り切る力となります。
停電やガスの供給停止を想定して、カセットコンロを備えておくことも大切です。
災害時に役立つ洗い物が少なく、同時に調理が可能なポリ袋レシピも覚えておくと便利です。

注目のアルファ米

アルファ米は、炊きたてのご飯の美味しさをそのままに、急速に乾燥させたものです。
生米に含まれるでんぷんは、人間の消化にくい「ベータ化」の状態にあります。
これを加熱調理し、消化しやすい「アルファ化」の状態に変え、急速に乾燥させます。
「アルファ化」した状態の米をそのまま冷ますと、再び「ベータ化」し、食べるために再加熱が必要ですが、
急速かつ水分をコントロールしながら乾燥させることで、「アルファ化」状態を保つことができます。
「アルファ化」した状態の米に水やお湯を加えると、まるで炊きたてのような食感と美味しさのご飯に戻ります。
また、アルファ米は、乾燥されているため微生物の繁殖が抑制され、長期間常温で保存することができます。

さいごに

もしもに備えて「今できること」を考えることはとても重要です。

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