スロースリップ現象について

「スロースリップ」は別名「ゆっくりすべり」とも言われており、プレート境界がゆっくりとすべる現象のことです。
千葉県で震度1以上の地震が2024年2月下旬からの約1週間で30回以上発生しました。
スロースリップは、プレートや断層がゆっくりと滑る地殻変動を指し、地上で揺れに気づかれないほどわずかな変動です。
通常の地震では10秒から20秒かけてプレートが動きますが、スロースリップの場合は長くて数日かかります。
ゆっくりと動いている間ひずみは解消されますが、別の場所で新たにひずみが生まれ、それによって小さい地震が発生する仕組みとなっています。
スロースリップ自体は被害を引き起こしませんが、大規模な地震の引き金となる可能性があります。

スロースリップと大地震

スロースリップと巨大地震の関連性が指摘されており、2011年の東日本大震災の前にもスロースリップが観測されていました。
また、今年起きた能登半島地震の前にも同様の事象が起こっていた可能性があります。

スロースリップと南海トラフ地震

南海トラフ地震の発生確率が今後30年以内に70%~80%と推定されています。
中でも南海トラフとスロースリップに関して、高い関連性が指摘されています。

対策は?

今後来る可能性の高い大地震に備えて、日頃からの対策は必要不可欠です。
対策の中でも、安否確認サービスの利用がおすすめです。

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いつ災害が起きても落ち着いて行動できるよう、仲間と話し合い、事前にしっかりと準備をしておきましょう。